投稿日 2015-12-23
初対面者(仕事用)にコンタクト難しいですよね


たまーに、「営業」というものをやる。

それは、もっと売上を伸ばしたい、とか、知名度をあげたいとかではない。僕の目的は2つ。「ウマアイ」を探しに行く。ウマアイというのは土佐弁なのかなぁ。調べてみると、普通に「馬が合う」ということですね。そうか、ウマアイとは略した言葉なのですね。通常は僕たちはウマアイと使います。共通語では、ソリがあう、フィーリングなどでしょうか。そのウマアイの人を求めて、リアルな出会い系をしているんですね。その活動をしています。

もひとつの目的、「自分を鍛える」ということです。大きな展示会だと、ブースの前を通過する人がほとんどです。その通行人の足を止め、話を聞いてもらえる環境を作る、そしてわずか数分の営業トークをするんです。この限られた時間で、より良い時間の過ごし方がファーストコンタクトとして100分の数件の営業につながっていきます。今の時代、いや、私たちの農場は予算的にも効果的ではありません。営業効果はないですね。だからたまーに、商談会では自分を陥れる目的、半分自虐ですが、自分にムチに入れに行くんですね。そして、やっぱりオレ向いてないわ、という結果がわかっていてもたまにします。そしたらバカですから、自分の足元が見えるんですね。

そのような事をしながら、ベタな1対1のアポイントメントが何よりも好き。ほとんど中間人に紹介してもらい、「その人」に会いに行く活動がもっとも効果的。「うちの子の農産物はこんな人に使ってもらいたい、こんなふうに料理してもらいたい」などと具体的な妄想をしながら絞っていきます。あまりにも具体的すぎるので、また、情報網も持っていないのでなかなか”会いたい”と思う人はいない。それでも探す。1対1にこだわり。

先日、紹介により、とある老舗旅館へ初めて営業に出向いた。当初は30分の予定が、大幅に伸びて2時間たっぷり話しができた。これほどまで伸びたと言う事は想像の通り盛り上がったわけです。目的の商談以外にも幅が広がり、あれやこれやと「こういう事も出来るね」「こんなふうにしてみたらどうですか」はたまた「私は犬がトラウマで嫌いなのですが犬の取り組みはおもしろいですね」と、凄まじい話まで及んだ。こういう結果になったことは、短時間でもありながら、相手に自分をさらけ出し、相手の本質を素早く見極める技能がいる。そして自分と相手との接点をお互いにポンポンキャッチボールすることだと思う。それが限られた中でのコミュニケーションですね。

小さい商談でもありがたいことなのに、かなり幅のぶれ方で、おもしろい構想になりそうだ。来年の夏にはいい報告が出来るといいが。ぜひコラボしたいもの。

 

さて、その楽しかった商談の夜。地元では来春開かれるイベントの打合せ。都市から来たコンサルが音頭を取るイベントらしい。あまりにもつまらない企画の講釈で、ついついヒートアップしてしまった。お金も公金が動くらしく、地元無視のようなイベントはホントつまらない。面白いことするためには、ギャクセンスのいります。技量いる。ギャグというかユーモアというか・・・そして何よりも、お客さんを感動させようという共通部分の共有が、何よりも必要なのだ。それを怠ったコンサルは、ここではあまり来てほしくない。その翌日私に電話がかかってきた。長い時間電話して、ある程度は理解は出来た。しかしまだまだです。まだまだ必要な部分があります。コンサルでも、旅館でも、料理人でも、農家でも、とき・ばしょ・ばあい、つまりTPOにあわせて、対処する能力がしょっちゅう必要になる。それがプロのひとつだと考える。

一日に両極端の対談があまりにも印象的。結論としてはやっぱり現場って大事。たまには外に出て、刺激を受けないとね。そんな一日でした。


 

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