投稿日 2015-12-24
こがね甘福(かんぷく)ついに・・ついに・・。


今から5年前、喜界島の友人から10本ほどのさつま芋の苗をいただいた。「昔から伝わる美味しいお芋だよ」と。

そして高知県本山町の棚田に植えてみた。その年の秋、収穫を迎えて掘り出す。じゃが芋のような小っちゃくて、いびつで、とてもこれじゃ商品にならない。収穫後に倉庫の隅で、放って置いた。忘れたころに、どうなっているのかとみてみると、腐ってもない、取りあえずたき火でも放り込んでみるかと。小さいさつま芋を焼いた。皮を剥く。そこには黄金色したサツマイモが見えた。食べてみてびっくり。おいしいじゃないですか。これは大事にしないと、と言う事で、BIP待遇の貯蔵庫で冬を越させた。

 


さつま芋は基本的に、水はけのよい、土壌を好む。私の住むところに基本的に水はけのよい畑はない。どこももともと田んぼだったところだからだ。粘土質の湿度の高い土壌なのです。これはちょっと技術的にやらないといけないなと。それから3年。毎年良い芋を残し、少しでもいい芋を選抜していくという、割に合わない作業をつつけた。そして4年目、ようやく販売できるぐらいの品ぞろえが出来たのです。と、簡単に書いていますが、その中身は執念とプロフェッショナルな技術と、多大なる協力者のおかげなのです。思い入れも強く、このサツマイモはきちんと世に出してあげたい。そんな思いから策を練りだした。

そうだ、加熱することにより、美味しさを年中届けることが出来る。

収穫後、すぐには出荷せず、ある一定の期間貯蔵します。温度、湿度、変温、など技術でまずでんぷんを糖に変えることをします。その後うちでは石焼き芋にします。ひとつひとつ丁寧に手作業。裏ごし、真空パック、熱殺菌、冷凍保存となります。ここまでするとほぼ永久的に品質は変わりません。ちなみにうちでは1年の賞味期限です。

それらの、さつま芋の加工品は全国様々な飲食店に出荷されています。今年は去年の大雨のダメージが強くて、ほぼ出荷していません。今年収穫されたお芋は12月より自社で加工が始まっています。来年の秋まで順次出荷していきます。

さて、お芋のの利用方法を広げようと、うちのかーちゃんが試行錯誤していました。そしてついに完成しました。今までもイベントなどで試作品を出していましたが、ついに完結しました。パッケージも決まり、いよいよデビューします。

ご覧ください。


 



12月29日本山町さくら市にてデビューします。パグパグ焼き。お芋餡のどら焼きです。

「プレーン」「ゆず」「芋バター」3種類のパグパグ焼きを販売します。

5年前10本の芋の苗から始まった。考えてみればロマンがあるよね。百姓とはこんなもの。スローなんですよ。このお芋の名前は「こがね甘福(かんぷく)」黄金色に輝き、甘く、食べた人が幸福になるように命名しました。

このお芋で耕作放棄地を少しでも解消することが私の夢なのです。ぜひ現代問題を食べて応援、ぜひご賞味ください。

1個140円~170円 売切れごめんです


 

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