投稿日 2016-05-24
土佐町、本山町メガソーラー建設に思う。


突然、報告会の連絡が。

私の住む高知県本山町大石地区、ふだんからお話しているように、棚田の広がる、静かな田園地帯。


地区の奥地にメガソーラー建設という話が。説明会に行ってきた。

事業主「土佐町酪農組合」総事業費13億、22ヘクタールの牧草地にパネル約18000枚4メガkw出力の太陽光発電所を作るという。今やクリーンエネルギーとして代表的で最も流行しているものだ。おうちの屋根に付けている家庭も多いだろう。

さて、いくつか感想を書いてみたいと思う。

まずは何よりも、そもそもの計画を知らなかった。どこでどう動いているのか?聞くと酪農組合の採草地(牧草を作る畑)は当初15件の酪農家が開墾、現在5件の農家が組合員。しかしほとんど放棄地になり雑木が生えているという。なぜそうなったのか?牛舎から出る廃棄物牛糞を処理するために散布する→草が生える→牛に草を与えることが出来る→しかしミミズも増える→イノシシも増える→近隣の田んぼをイノシシが悪さをする→酪農家は窮屈になる→耕作放棄地になる→もったいない→何か利用できないか→発電所

とまあ、こんな話のようだ

各地で起こっているメガソーラー反対運動のほとんどは、景観が損なわれるというのがほとんどだと思う。ココでは景観はまず問題はなさそうだ。それに何事もなく順調に稼働すればまったく問題ないクリーンなエネルギーですからみんな喜ぶ。あれ?待てよ・・・。これって原子力でも同じだよね。ま、ここでは置いておく。

何がひっかるか。それはうちの畑である。先ほどグーグルマップで見ると直線距離で2~3kmぐらいじゃないですか。しかも水利はうちから発電所までそっちに向いている。あれれ・・・。これは気になるなぁ・・・。まったくの静観はできないなぁ。

 

その発電所は地目が農地であるがゆえ、農業しないと発電所は建設はしてはダメですよ、という法律がある。だからそこではパネルの下でカボチャは大量に作るらしい。カボチャ?まあ安易な事。まあいいですけど。説明をしている工事ゼネコンからは「これは知事も絡めて高知県のブランドカボチャとして売り出していく!」と鼻息荒くおっしゃっていまいました。そうですか?頑張ってください。誰がそのようなカボチャを欲しがるか私には理解できません。それにこのやり方は窪川町や全国の地方ではいくつも事例のある3番煎じですよ。ま、いいけど。

 

これが、決定的な疑心となった。

「この事業は電力会社と国が補償する営利事業です。売電による年間500万円税収入の見込める(売り上げではない)保証も事業も農業も20年先まで保証できる。はて?今回の建設に際して、仕掛け人、隣町の土佐町の議員さん。そして本山町の元議員。ゼネコンというわけだ。なるほどそうだったのか。両議員さん御年80歳。これから20年先も頑張られるのですね。

 

本当なら、農地なら農家が手を組み知恵を絞り、農業でアイデアをひねるのが本当だ。またソーラーパネルを立て、それを集落で賄うオフグリッドにするのならとても魅力的だがそれもしない。どうも業者の口車に乗っているようにしか見えない。業者は儲け話でウハウハだろうけど。(説明会で業者が持ってきた饅頭の中に小判でも入っているかと食べたが何も入っていなかった)さらに土佐町議員さんは、あの「田舎暮らしネットワークの発起人でもある人だ。そんな方なら移住者や地域の方を集めてまずアイデアを出し合うと、もっと面白いことが出来たかも。なにか安易な感じで。

 

さて、いくら説明会開いても初めから地区内で反対意見は出ないだろうな、と思っていた。それはみんな直接影響がないから。しかし山の上ですよ。いずれ川上から川下に影響します。自然の事なんて誰も予測できない。言うときますけど、私は建設反対者です。そんなもんココにいらんと言えます。小金が欲しいからどっかから持ってくる発想は大嫌い。生産性がないのですよ。目先の金にあたふたしてはいけません。しっかり地域の事考え、そして未来を楽しむ。そんな地域になってほしい。人口は衰退するのは見えていますからね。

頭の賢い人たちが集まる「田舎暮らしネットワーク」の方がたくさんいる中で、このようなことになるなんて、ちょっとがっかりですな。でもまあここまで話が進んでいますので、この件についてはもう封印します。運動もしません。残念です。なるようになれですわ。

最後に師匠から頂いた言葉を

「百姓は土から育まれる」


 

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