投稿日 2016-06-24
はなまるトマトはじまるよーー


6月もそろそろ終わり、来月にはパグパグ畑のトップシーズンを迎えます。

昨日、社員のシンヤ君から「いよいよ色が付いてきましたよ」と報告を受けた。

本山町内にある3か所の圃場のうちのひとつ、標高780m、面積28アール、トマト本数9000本という、農場最大のトマトハウスの収穫が近づいてきたのである。これですべてのトマトが収穫期を迎える。なにせ来月一か月でうちの農場の年間収入の1/3を占めるので、そりゃもーてんてこ舞いですわ。おかげさまでこのハウスはすべて契約栽培なので、収穫後は即座に取引先に瞬時に出荷される。けっこうガチガチの契約内容なのでルール違反はしてはならない。でも、個人消費者や地元販売は大目に見てもらっている。まあ、競合業界への流出が何よりもダメな事なんです。

このハウスは、私が就農時に最初に建てたハウス。総事業費なんと2300万円。楽勝で家買えますね。


 

まあ、若かったし、後先考えずに、根拠のない自信で勝負に出ましたので。ちなみに資本金は30万円ですよ。

で、ココは標高780mありますので当然夏は涼しい。平地とは最高気温で7℃8℃違います。特記すべきところは夜温です。物理的な条件でこのハウスあたりは霧がかかりません。霧の上になります。つまり雲海のを望むところなんです。


まあ、ここで獲れるトマトは今でも国内産トマトの中でもトップクラスのトマトと自負しています。じゃあ、なんで有名じゃないんだよ。答え・・・そんなのどーでもいいからです。

確かに初年度は卸売市場にも出荷していました。デビューしたては1キログラム当たりのトマト、いくらだと思いますか?今でもはっきり覚えています。悔しいかな・・・キロ50円です。50円ですよ。トマトがぁ!!ええ~段ボールが75円だよ。緩衝材が80円だよ。おまけに市場手数料8%引かれるんだよーーー。なんじゃこりゃ??

 

久しぶりに思い出して、余計腹が立ってきた。((+_+))

 

でも、新参者の私は販路を持っていません。だから市場に出し続けました。

1か月後、キロ250円になりました。

2か月後、キロ800円になりました。

3か月後、キロ2800円になりました。

えっ?キロ2800円??

そーです。どこかのバイヤーに目に留まり高値が付きました。

そこで、私は考えました。

「やーめたっ!」

超高値の時に即座にこの競売システムから離れました。

そして、トマトを持って全国行脚。ネットも発達してなかったので、どぶ板営業です。そして運よく今の取引先に認めてもらいお互いが納得いく再生産価格でずーーと今でも大切に取引させてもらっています。

 

さて、前置きが長くなりました。

本題です。

よく、売り場でお客さんに声を掛けられます。

「このトマト美味しい?甘い??」

わたしは何と答えるでしょうか?

「それはお客さんが判断する事です。私がおすすめするのはこのトマトです」とトマトを選んであげます。

そーなんです、美味しいか、甘いか、それはそれぞれ個人によって感覚が違うからです。だから私は答えません。「糖度はどのくらい?」と聞かれると「糖度は〇〇℃ぐらいです」と答えれるけど、美味しいか甘いかはわかりません。

それじゃあ、アンタ生産者失格だよ、と聞こえそうですが、私はバカですからそう答えます。

だってよ、食味って甘いだけじゃないんだよ、食感であったり、うま味であったり、酸度とのバランスであったり、その人の体調にもよる。いろいろあるんですよ。だからお勧めは選んであげます。

だから、簡単にうちの「はなまるトマト」の選び方をお知らせします。

まず、こちらをご覧ください


 

これは、本日収穫したトマトです。まだ緑色ですね。うちの収穫適期はこれぐらいです。

ヘタのまわりを見ます。緑色が濃く艶のないモノが最高ランクです。

えっ?艶のないもが?そうなんです。うちのは艶のないモノがいいトマトの条件です。不思議でしょう。

続いてコチラを


コチラはわかりやすいですね。お尻の部分の線が入ったヤツ。スターマークと言われています。でもこれは見かけです。そんなの今の時代は嘘八百、不味いトマトでも品種改良で入りやすくなっていますので気を付けて。

見ていただきたいのは、色変わりです。緑色から変色する際にオレンジや柿色に変色する瞬間です。この色合いは最高ランクの証です。ここから真っ赤なトマトと変貌していきます。

続きまして、トマトを割ってみます


 

ゼリーの入った小さな部分があります(内心部)。このようにいくつもの別れたものがいいものです。これ最高です。コイツは特に14モノに分裂しています。美味しくないトマトはこれが4つだったりします。せめて六個以上が食味がグーンと上がります。

まあ、これは、うちの「はなまるトマト」だけの話しです。それぞれ農家さんによって違いますし、うちでもミニトマトやミディトマトの選別方法とはちがいますので。ちなみにこのトマトの糖度は9.5℃です。

時々、嘘八百並べて知ったふうな農家がいたり、料理評論家タレントが知ったかぶりみると腹が立ちますが。

ま、簡単にレクチャーしてみました。

おうちでもお試しあれ。

来月より農場の真骨頂「はなまるトマト」始まります

キャンペーンもやります。

うちのはお手頃価格ですよ。

近所の方はもっと超お得!

だって、キズモノはなまるトマトが袋いっぱいで200円ですから。良心市

来月からですよ。

頑張るぞい!!


 

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