投稿日 2016-06-28
盗んだバイクでぇ~♪十五の夜


15の息子、中学3年。車中での土佐の男通しの会話。

息子・S

父さんお酒ってうまい?飲んだらどんな気分?

ワタシ・P

世のなかには、美味い酒と不味い酒がある。

S・何が違うが?

P・味もそうやけど酒の場が重要ぞ。

S・ふ~ん・・。

P・なにっ酒飲みたいんか?おお、ええぞ別に。父さんも16歳からひとりで街で飲みよったき

S・知っちゅう、おばあちゃんが言いよった。

P・好きな友達と飲むのが一番ええで

S・父さんはどこでも誰とでも飲みゆーやんか

P・そんなことはない、父さんも人を選びゆう。今は人混みで飲むのが嫌なんよ。

S・なんで?楽しいやないが?お付き合いとかもせないかんやろ。

P・うん、確かに大勢のお付き合いの中で楽しい人もおるけど、一緒に嫌な人とも飲まないいかん時もある。そしたら美味しい酒も不味うなるやんか。お金を出して酒飲んで気分が悪うなったらもったいない。そやき、最近は近所の人と飲むのがイチバン気にいっちゅうがで。

S・そうやね。父さんオレと飲みたい?

P・う~~ん・・・・。別に飲みたいと思わんね。

S・どうして??世間は息子とふたりで酒を飲むのが夢やって言うで。

P・そうやね、けんど、オマエはオマエの世界観で酒を飲み始めて、その世界観を育んでほしいわけよ。だからこそ、美味しい酒を飲まんとね。

S・ふ~~ん。別にたかが酒やんか。

P・いや、されど酒や。吉田類先生を見てみい。すごいやろ。酒飲んで酔っ払ろうて、ちょっとひねったらギャラ貰えるんで。羨ましすぎる。究極やな。

S・父さんは酔うても怒鳴らんし、泣かんし、眠らんし、ただテンション上がるだけやね。けっこうええ酔い方やね。

P・そうよ、類先生を見習わんと。憧れや!

S・ボチボチ飲んでみようかな。誰かと。

P・別に勧めるわけやないけど、どうせやったらええ酒飲めよ。

S・それでもオレと酒飲みたい思わん?

P・思わん。勝手にせえ。

 

=後記=

私は、何度か父、母と外でそれぞれサシ飲みしたことがある。2年前に亡くなった父と飲みに行った時も決して美味しい酒ではなかった。ただ親孝行のつもりでオヤジの行きつけの店を何件も回って最後にはベロンベロンのオヤジを介抱しタクシーに乗って帰ってくるパターン。それはオヤジがオヤジとして認識してもらうための行動ではなかったのかと思う。普段と違う飲み方をし、テンションが上がり気前よく勘定する姿を見せたかったのではないか。だからあまり一緒に外では飲みたくなかった。もちろん自宅で晩酌のお付き合いはそれなりに楽しかったですよ。

かたや、母親。下戸の母と一度だけ、外で飲んだことがあった。2件ほど回ったでしょうか。それはもうこちらが緊張したのを憶えています。会話もチグハグ。2度としたくないですね。もちろん実家での飲むのはぜんぜん平気ですが、外でとなると、もういいです。

そして、今、私の息子15歳。

しばらく学校を休んでいたが、今絶賛優等生中。

学校なんかどうでもええ。遊べ遊べと言っていたら、なんでかなぁ行き出した。ウレシイけど、別に学校が大事とも思っていない。なんだかゲームに夢中になっていて腕もさぞかし上がっていたであろうに、それを放りっぱなしにして、スキルが下がるやんか。

まあ、飽きたんでしょうね。

どうでもいいこと。

子どもは子ども。好きな事を見つけて親がサポートできることはして、出来ない事と、してほしくない事を伝えれば。何でもサポートしてあげる親もいるけど、それもどうかなと思う。ムリして自然体験をさせる必要も、スポーツも勉強も、英会話も、環境問題も・・・。自分自身が偶然に出会いインスパイアされたことについて探求するのが適切と思っているから。そう直感や動物的な行動が研ぎ澄まされていくことを私は望む。それはゲームでも勉強でも恋愛でも・・・。ムリしてきっかけ作りもうっとうしい。

大人は放っておく勇気が必要

勝手に大きくなりますよ

そして、子どもたちが大人になるころの未来を私たちは想像ができません。世の中大きく変わっています。

まあ、だいたい子どもは親の思い通りにはなりませんね、きっと。

「親の通りになる」

ですよ。

PS,

=72歳になるうちの母へ=

アンタは強かった、そして優しかった。

信じてくれてありがとう

15歳の気分のアンタの息子より

長生きしろよ!

 

 

 


 

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