投稿日 2016-07-07
裏山のフクロウの叫び


毎日毎日、30℃以上の日中、ギラつく太陽、そしてハウスの中。おそらく毎日1リットル以上の汗を掻く。そして1リットル近くビールを飲む。イケませんね。いくら自然いっぱいなところでも不健康な事は・・。

日中と違い、田園広がるこのような田舎では、夜には満点の星を散らばり、ゲコゲコカエルの音、ヨタカのギャーギャーする声、ケモノがガサガサする音、以外にも夜は騒がしい。涼しくなると動き出す動物もたくさんいるんだなぁと、つい、しばらく耳を傾ける。頭の上を目を光らせながらムササビが飛んで行った(こちらではモマと呼ぶ)ときどきアナグマとも会う(こちらではノイと呼びます)

早朝に畑に行く事も多い。パグのプースケも日中は動きづらくなってきたので、畑の巡回を兼ねて散歩に行く。ヒンヤリとした空気。夜露に濡れた草をついばむ。

そのような光景で、森の中からひときわ特殊な声に耳を傾ける。フォーフォーと。

そう、フクロウだ。


実際にはなかなか目にかかることはない。以前プースケと山道を散歩をしていて、小さな手のひらぐらいのふくろうが巣から落ちたように1羽拾ったことがある。そんなにフクロウ通ではないのですが、小さい時に見たムツゴロウさんのTVを思い出した。確かフクロウは生まれては白くて段々茶色の毛が生えてくる。巣立ち前にはばたく練習をして落っこちることがあると。その時は怪我がないか確認し、巣があるらしき穴の開いた檜の枝に留めて返した。案の定、飛べないのにバタバタとしながらくちばしを木に引っかけ登っていった。

拾ったとき、特に人間を恐がるでもなく、キョロキョロとこちらを見ていたのが印象的でした。パグも吠えることなく二人安心して散歩の途中を続けた。

今も、夜や早朝には毎日家の裏山からフクロウの声がこだまする。フォーフォーと。あの時のフクロウかもしれない。

さて、ここからおぞましい光景を


先日TVを見ていて、またか・・・「フクロウカフェ」

なんと、おぞましい光景でしょう。こんなナンセンスなカフェってなぜ流行るのでしょうか?近距離でスマホをパシャパシャ。「眩しいっ」って言っている。食べたくないのに目の前で鶏肉を食え食えと無理やり食べさせようとしている。「やめてっ」って言っている。おまけにペットのフクロウを肩に乗せた集団が普通の飲み屋で集団で飲食し、から揚げをあげている。

もう胸が痛くなる。この子たちはおそらく人工的に繁殖され売買取引された子たちでしょう。それでもこのような飼われ方ってあるでしょうか?ましてやそれに群がるお客さんがいる。これは必要悪ではない。必要のないものです。自然界においてフクロウは何も問題はないし、非人道的な飼育やビジネスとして商品化されていることに心が痛くてしょうがない。

そんなふくろうカフェがどんどん増えているらしいのです。


昔ばなしに「フクロウの染物屋」というのがありました。カラスを真っ黒にした染物屋ですね。カラスと喧嘩しないように森の中でひっそりと夜暮らしている。

犬も動物も植物も・・・。私たち人間が少しだけ科学的知識があるからこそ自然界について考えなきゃいけない。

前々から言っているように人が山に入らなくなったのが、まず一つの原因だと思う。森の中はファンタジーの世界じゃない。今でもリアルな神秘的世界なのです。そこから学ぶ事が多いのです。

いつか、日本からフクロウカフェが無くなってくれることを望む。

毎日聞く、裏山のフクロウも願っているに違いない。フォーフォーと。

 


 

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