投稿日 2016-07-14
れいほく最大規模の挑戦「パグパグ畑のとうもろこし」


ここ本山町で農業をし始めて16年経つ。

結婚し家族を持ち、なんとか「農業だけでメシを食ってやる!」と意気込んで始めた。その頃は本当にお金がなく、それでも農業一本で生計を立てると言う事は、初年度から投資ををしなければならなかった、大きな判断だった。運よく借金が出来て大きなハウスでトマトを作り、いろんな人の協力を得て、無事お金を回すことが出来たことにホンマに感謝する。

また、家族、特にかーちゃんには、よくぞ辛抱してやってくれたと思う。

ゴハンを食べるための「経済的主義の農業」プラス「楽しめる農業」プラス「意義のある農業」というコンセプトで今でもやっています。ときどき中途半端やなぁと思う事もあるが、そこから先はあまり考えない。常にルーティンのごとくグルグル頭の中を回転させていたら、以外にも「直感で農業」というのが多くなってきたようだ。それは基本のコンセプトが身に付いたことなのかもしれない。


さて、毎年のように新しい取り組みを当たり前のようにしている。作物であったり、栽培方法であったり、資材であったり・・・。今年もいくつか新しい・・・というか、オモロイ取り組みをしている。

そのひとつ、それは「スイートコーン」です。

 

私は無類のスイートコーン好きである。

しかし、この地域は自然いっぱいのところで、みんながトウモロコシが好きなんですよ。はい、カラス、鳩、タヌキ、ハクビシン・・・パグも。


みんなが狙っている。みんなが待ち望んでいる。そしてみんなで分け与えるという自然界の身勝手な風習がありまして。

はい。

まあ、毎年作っても、自分の口に入る分は少しはあるが、売るとなると、ろくにモノになりゃしない。まっこと腹が立つのですよ。もう無残になります。このように何か月もかけて手間暇かけてお金かけて作っても、結果このようようになると生産意欲が失せてしまいます。それでもわずかながら「今年も食べたい」という欲求が勝るので、今年もやりました、とうもろこし。

 

ここれいほく地方は自家用栽培ぐらいしかみんなトウモロコシを作っていません。なぜならば、先に述べた理由が大きいからだと思います。でもここをクリアすればおもしろい地域なのです。その理由は。

高知県でトウモロコシが出回るのは6月上旬から7月初旬まで。その次に来るのが千葉や茨城からの関東組。8月に入り北海道の大産地というリレーがほとんどです。高知県産が無くなり北海道の間のポストをれいほく地方はトウモロコシを担えるのです。ココですココ!

この時期を狙いました。トウモロコシはある程度地温が必要で、マルチをすればほとんど問題なのですが、私は直播を行った。その地温確保のため長期天気予報とにらめっこ。

余談ですが、直売所やホームセンターに苗が並んであるからって、その時期か植える適期かどうかは違いますよ。

さて、プロの仕事です。にらめっこ後、野生の勘を働かせ、5月のある日、今やっ!と一気に種まきをしました。発芽はバッチシ。ピンポーンでしたね。

 



その後も上手くいき、すくすく成長。

しかも、無農薬です。

 



サヤも出てきて、収穫期を迎えます。

あれ?あれれ??

今年は?

そうなんです、ケモノがいっさい寄ってきません。なぜですか、たぬきさん?無被害・・・。

台風も来ない。不思議です??

 



おかげさまで、7月中旬より、パグパグ畑のトウモロコシ5000本、末広ショッピングセンターなどで販売開始します。

おそらく、この地域でははじめてなのかもしれない。これだけの規模は。そう、ケモノ被害によって萎えている農家さんに、ひょっとしたらヒントがあるかもしれない。だから大義がある。

トウモロコシ栽培は私にとって趣味なのだが、突き詰めていくと意義のある作物になるかもしれない。

農業っておもろい。

1年に1回しか試すことが出来ない、スローな産業なんですよ。だからチャンスも少ない。

パグパグ畑のトウモロコシ

販売期間はとても短いので、フェイスブックなどチェックしておいてね。

*朝どれトウモロコシ。パグパグ畑事務所でもB品、格安でお分けもできます。

ぜひよろしく。


 

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