投稿日 2016-07-15
トマトの6次産業化(農産加工の考え方)



7月トマト収穫最盛期でございます。

毎日毎日、たくさんの収穫に追われています。正直、作業は追いついていません。モノども、寝ずに働け。チャンスは今、今やらやらなくていつ稼ぐ?

そう、農業は自然任せの部分が多いので、お天道様に影響されます。よって、それぞれの天気に合わせ、作業を進めていきます。

けどよー、じゃんじゃか赤い実があるのでまず収穫をしないとね。それから、いろいろな販売先、ストック、梱包、使用用途に合わせて選別していく、という毎日です。

 

さて、今回書きたいのは、トマトの加工品について。

うちでは、現在トマトピューレを2種類作っている。


「パグパグ畑のトマトピューレ」(人用)



「ぷぅ助のトマトピューレ」(小型犬用)

この2種類、デザイン「母ちゃん」、編集「ddオフィス山根さん」、モデル、オレ&プースケ。

 

よく言われることが、「あんたのとこのピューレはハネもんで作りゆうんやろ?」

なんて、普通の考えの質問してくる。

まず答えを述べておく

答えはNOである。

 

通常、個人農家レベルの農産加工品はいわゆる「もったいないから何か加工品に出来ないか?」から発送は始まる。まあ、普通の考えならそうでしょうね。捨てるよりましレベルなんですよ。それじゃあ、本当のいいモノはできません。それと目指すべきところが違います。

そもそも、規格外品や捨てるような部分を狙って作っているわけではありません。なので品質も数量も安定しません。さらに、捨てるような部分で作っても、それは所詮そこまでの原材料でできた商品なのです。

まあ、普段食やそういうコンセプト商品ならいざ知らず、いかにも、いいもので作っていますよなんて感じのパッケージや、いいお値段の農産加工品もときどき見受けられます。そんなまがい物加工品はね、

ハッキリ言っときます。

いずれ、バレるよ、そんなもの。お客さんに。

 

農産加工品に取り組み農家さんも増えている。いわゆる6次産業化。ココでは説明しない。

うちにも相談みたいにやってくる農家もたくさんいる。けどね、ほとんど良くないのよ、コンセプトが。おもろくない。すべて儲かるからとか、何か花火を上げるかのような感覚で加工品を作っている。それじゃあ売れないし、お客さんに響かない。意味を持たないと。中には農家でありながら原材料の外部購入がほとんどなんていう農家も。他には独りよがり的な「絶対受けんわ」みたいな商品も見せてくれたりする。うちでは、売れる売れないはあんまり考えがない。それは、農家として何ができるか、農家ならでは、というコンセプトで見ているから。そこら辺の雑貨屋さんやスーパーで売られているようなものだったら誰でもええやん、自分が作らんでもと思ってしまう。

つまり、意味がないとおもろくない!

さて、うちのピューレ、原材料100%農場産です。他何も入っていない。このブログを見ていてくれる方にも買ったことのある方も多いと思う。ありがたいです。

ところで、うちの農産加工品のコンセプトは・・・

「お客さんと農場をつなぐツールです」

これに付きます。うちはトマトがメインです。なのでトマトで勝負。


夏真っ盛り、その時期に収穫されたまっ赤っ赤のリコピンたっぷりのトマトを冷凍保存します。そして収穫が落ち着いた秋ごろから加工作業に入ります。夏トマトをぎゅぎゅっと詰め込んだ生粋夏トマトを年中味わうことが出来るようにと。

そして犬用のトマトピューレ

原材料トマト100%、と簡単に書いていますが、このトマトはうちの農場で、最高峰のはなまるトマトを使用、糖度9度以上のトップクオリティのトマトを使った最高峰のトマトピューレ。それを低温で何時間も煮込むというより、ゆっくりソースを作るように手間暇を特別にかけたトマトピューレ。そして、ストルトバイト尿結石を予防するため、硝酸塩を数値化され0.01ppm以下に計測したもののみ瓶詰めしています。


このふたつを、親子(ワンと人)が楽しめるコンセプトとなっています。大人がトマトパスタ、ワンだって食べたい!そんな時一緒に楽しんでもらえたらなと考えています。普通のトマトピューレならスーパーで安価で大量に売っていますものね。

 

最後に、加工品を作りたい農家さんへ

流行に飛びつくのではなく、日本伝来の漬物、味噌、水煮などこでもあるのような、農家ならではの商品化をすすめます。技なんていらない。田舎をまるごと届ければいい。加工場もいらない。お金をかけずにやればいい。農家にはそのような加工品の製造は規制緩和されているのだから。トラディッショナルスタイルが一番伝わりやすいよ。


 

 

 


 

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