自分の家を作る、そんなにハードル高くないのにね。
太古の頃から、人間は自分で家を作ってきました。そう竪穴式住居の時代から。
書物によると江戸時代の頃から、江戸や城下町を中心に賃貸住宅が急激に広まったようです。
現在は秋田県が持ち家率78%、最低が東京の44%。まあ東京は単身者やよそ者が多いので仕方ないよね。では、我が高知県はなんと64%、沖縄県はブービーの50%。ほほ~。
私は幼少の頃、訳あって、賃貸住宅を転々としていた暮らしでした。だから普通に賃貸でええやん、てな感じで大きくなった。
20歳を過ぎ、栃木県での農場暮らしをしている時、そこのオーナーは趣味がいろんな建築物を作ることが趣味で、お手伝いでいくつもの小屋、家、鶏舎、桟橋、風車などいろいろとさせてもらう事により、自分で家を建てる事違和感なく独立現在に至っている。
確かに建築物を作るとなると、初年度はある程度はお金はかかる。けど翌年からは大してお金はかからない。つまり300万円でセルフビルドをやると、それポッキリで家に永続的に済むことが出来る。住宅メーカーなどに丸投げすると、頭金がかかり、翌月からローン返済が始まる。おまけに労働者にとってあぶく銭であるボーナスまでも別途高く支払わないといけない。それを延々20年とか35年とか払い続けないといけない。まあ仕事が安定しているとか、よほどの高給取りであれば問題ないでしょう。
今回は自分で作る楽しみみたいな話をしたいと思う。
そもそもなぜ自分で家を建てるか。答えは楽しいから。
安く仕上げようと思えば仕上げられる。豪華にしようと思えば出来る。つまり思うがままの家が出来ると言う事。
皆さんもそうですよね。お部屋は自分のコーディネイトしたいですよね。カーテンは何色とか、コップはこんな感じとか、それと一緒。家そのものをコーディネイトしていく事なんです。
家って、どんな場所に建てるかという固定な考えを必要とするわけです。これは部屋と違ってそうそうチェンジすることが出来ない事ですね。
逆に言えば、どこに建てるかという物理的に縛られながら、ワクワク感を味わえるのが家なのです。
都会では、どこに建てるかで大きな財産や投機価値となり、将来的に売買を視野に入れて建てる方もいらっしゃると思います。でも田舎ではまず売買するなんてこと事態が普通ありませんから、もう趣味だっけです。そう趣味なんですよ。
まず田舎で土地を買おう。話はそれから。
で、
大きな土地を手に入れたなら、そこはすべ自分のモノ。広ければ広いほどおもしろいことが出来ますし、スケールがあればあるほど生活も豊かになるし、外需の影響も受けにくくなります。これが最大のメリットです。
みなさん勘違いしています。家は一生で一回の買い物だと言う事。ノンノン。何回でも買いましょう建てましょう。車とおんなじ感覚です。車も家族構成や状況によって軽自動車からミニバン車、そして軽トラへと乗り継ぐように。家だってその時の状況によって大きくしたり小さくしたりできるんですよ。自分の土地で自分の家ならば。けっこう簡単に。手軽に。
家の建築なんて素人にはムリでしょ。
確かにまるっきり知識がなければできないと思います。けど土地さえあれば、まずはホームセンターでも、廃材でも、そこら辺の木でも、ブーフーウーのワラの小屋でもやってみる事です。いくつか作って使用していたら、次はこうしようとか、これがあると便利だな、とか、これは無駄だったなと自分で気づきができるはず。そしたら誰かの家でも見に行って見ましょう。
しかし、昔の古民家なら、梁がむき出しだったりして、ある程度は骨組みが見えるけど、現在の住宅は壁と天井で覆われていて中身が見えません。だから中身の勉強は必要になります。そして土台の下、基礎や柄(つか)、根太(ねだ)などは見ようと思っても見えない。ネットでは見えるのかな?
まあ、ワラの小屋でいいじゃん。どうすれば狼に吹き飛ばされないようにするか考える事。そして実践する事。
これはすべて自分の土地を手に入れないとできない事だからね。
なんでこんな話しをしているか・・・。
今日友人の家が壁塗りをしていていました。それを見て、久しぶりに大工がしたいと火が付いた私である。
今年の冬はゲストルームをいじってみたくなった。
今からリフォーム構想する。30万円ぐらいで。
田舎もんは土地を買おうよ。
楽しいぞ!
人間は自分で家を作るのが本来でありますよ。
無駄なお金より、無駄に長い時間で楽しい家づくりを。