投稿日 2016-08-18
柏島だけ?高知県大月町の海


申し訳ない、高知のローカルネタです。

もうすぐ夏休みもおしまい。

山の子は、ぎゃあぎゃあ騒ぎ、正しく日焼けした顔の鼻たれ坊主(そんなわけない)がたくさん。

でも少しばかり寂しい思いも。遊びも時代の変化ですかね。

 

昭和の時代に育った私と、そりゃ違うと思いますよ。だって遊びのアイテムの数が違いすぎるから。負け惜しみもあるかもしれない。でもね、何とかもう少しという悪あがきもある。

 

夏と言えば「海」「川」が僕たちにとって何よりの遊びのフィールドでした。育った高知市は地方都市でありながら、自然がものすごく近く、海にも川にもチャリンコで平気で遊びに行けていた。それでもオレ達悪がきはそれでは飽き足らずさらに奥へ奥へ、もっと遠くへとディープな自然地帯を目がけて汗だくになりながらチャリンコを漕いでいた。憶えがある最高到達地点は、高知城近くの実家から横波半島一周ぐるりです。これを中学生の時ですかね。小学生ぐらいなら鏡村梅ノ木ぐらいまでは・・・。

 

さて、大人になり、車の免許持った。家族も出来た。さらに遠くに。

独身時代は海外の海にもよく行ったが、大人になるともう飛行機にも乗りたくないし。

結婚をし、夏休みにはいつでも帰れる高知県内でディープな海や川を追い求めることとなった。そのひとつのとっておきを紹介したい。

 

あれは今から20年ほど前だろうか。高知県西南端、大月町某海岸へシュノーケリングに。

そこで見た海はとてつもなく透き通り、熱帯魚が群れ、サンゴがびっしりと生え、水深10mほどは楽勝に見えるくらいの豊かな海でした。

翌年、同じ場所に行き、そこで見たものは、想像絶する光景。海の水は相変わらずだが、極端にサンゴが無くなり、それに群がる魚も当然いない。びっくりするぐらい水温も高い。いわゆる白骨化した海岸になっていました。すごく寂しい思いをし帰途に就いた。


翌年、子供ができ、赤ん坊のころから海に連れて行ってあげたい、なんて嘘で家族サービスと言いながら、自分の楽しみで再び大月町へ。

大月町の海と言えばそう『柏島』ですよね。

 

その頃の柏島は、ダイビングショップも数件、なによりその道中は極めて悪路でした。ほっそい道が崖にへばりつき、落石も多数、サルだって我がもの顔でそこらじゅうに。何せ、その頃の柏島に行こうとしたら、高速もないので4時間半かかっていた。気軽には行けなかったんです。

そうなんですよ、それくらい、遠い遠い場所でした。だからそこには別世界が広まっていました。

浅瀬が広がり、岩の間には無数の熱帯魚。ブームになる前にカクレクマノミなんかも無数にいた。泳げない妻も水中眼鏡で覗いただけでもうすっかりダイビング気分だったのです。夏休みでもチラホラぐらいしかひともいない。とっても素敵なパラダイスでした。泊まりはもちろん近くの民宿で美味しい魚を堪能。


数年後、毎年のように柏島に通い、すっかり魅力に取りつかれた私たち。ついに来る時が来た。

時代の流れ。

今まで高知市から4時間半かかっていたのが、現在、高速道路ができ、ほっそい道も片側一車線道路、トンネルも抜け、わずか3時間で行けるようになった。とても気軽に行けるようになりました。でもでも、いいことばかりじゃなかった。

追い打ちをかけるように、インターネットとファインディングニモです。

それ以来、どっと人が押し寄せた。特にゴミや残骸が増えた。

アホな家族、それに特に若い学生みたいな人たちが。

大勢で小さな海岸を陣取り、わあわあBBQで盛り上がり、酒を飲み、音楽をかけて青春を謳歌している。

コチラは子供3人引き連れて家族サービス。民宿で作ってもらったおにぎりを静かにほうばる。

 

そこで事件は起こった。

あの「とったどぉ~~」のテレビのように、素潜りで金突きで無法で魚を採取しているバカがいる。そこは小さな子供たちが泳いでいる場所。それを長いモリを持ってウロウロしている。注意しあちらに行かせる。

傍目で、子供たちが泳いでいる側で、ハリセンボンやチョウチョウウオを平気で突き刺している。いいですか、ハリセンボンなんてピロピロ泳ぐのが苦手な魚ですよ。潮に乗って漂う魚です。もともと柏島の熱帯魚たちは人を恐れない魚でした。人が行くと寄ってきてエサをくれと言わんばかりのなつっこい魚でした。

さらに、手を出しちゃいけない・・・。イソギンチャクにくっつき、子育てをするクマノミまで餌食に。ダイビングしている人はわかっているでしょうがクマノミは逃げません。自分のテリトリーを守ります。子供を守ります。それをバカな若者が・・・。

それを見て、怒りでそのバカに説教した。そして自分が落ち込んだ。

翌年の柏島、さらにバカが殖えていた・・・。

柏島を去ろう。子供たちにいつまで続くかわからないこの自然を体験させてあげたいと思ったが、場所を変えようと。

さあ、どこに行こうか。取りあえず大月町の海岸線を。

大月町はどこも海はキレイです。海岸線を道はあります。しかし崖も多い。さらに泊りがけで来たいので、どんなんでもいいから宿泊所が欲しい、美味い夕食を。

そんなこんなで見つけました。

場所は言わない。

そこには一件だけある民宿?とは思えないほど、ちょっと引くようなプレハブが・・・。プレハブですよ。そこがこれからの定宿になろうとは。

そこは一泊2食4000円。4000円ですよ。寝床には空調もちゃんと完備。シャワーも温水。ダイビングをするのでうれしい3層の洗浄桶も。さらに生ビール完備、1杯350円(セルフ、自己申告)酒、焼酎、ウイスキー無料。無料って・・・。

ひとりやもめのオッチャン漁師がやっている宿なので、サービスなんてあったもんじゃない。期待しちゃいけないよ。平気で呼び捨てされるよ。でもそこをひっくるめて、私のお気に入り。夕日を眺めながら美味しい魚と生ビール。魚はもちろんです。ありえません。


特記すべき。

それは民宿から徒歩10歩でサンゴ礁が広がっている海。ものすごく広がっている。サンゴがあると言う事は魚もいっぱい。なんじゃここは!!泳げない人は大変な場所。だってサンゴだらけですから立とうとすることが出来ません。サンゴをべしべし折ってしまいます。浮き輪でもいいから浮かんでいないとダメなんです。

それから毎年ここを訪れるように。

相変わらず、というか年々接客サービスがダメになってきている宿(笑)

でもごちそうは増えている。いいことです

子どもも大きくなっていき、8kgボンベを背負えるようになると水深10mまでのダイビングが出来ます。これは子供には経験させてあげたいですよ。私はCカードですので、16mまでOK。ぜひ親子でスキューバーダイビングを!

一昨年は念願だったウミガメとも泳げました。


いまやスキューバーダイビングのメッカである柏島。柏島で潜っていませんよね。何を隠そう、柏島ダイビングサービスはボートに乗ってこの民宿前の海で潜っているんですよ。わざわざ。それぐらいここの海はキレイで魚や自然がいっぱいなんです。透明度は抜群。最高21mの海に潜ったことがあります。透明度20m越えですよ。これはもう宇宙です!


さて、いつまで柏島で消耗しているの?(あれ、どっかで聞いたフレーズ)笑

ネット情報なんかだけを信じちゃいけない。まだまだ隠れた名所が高知県にはあるのですよ。

名前言えないけど、ごめんね。自分で苦労して探して。もしくは直接聞きに来て

夏休みはまだまだ続くよ


 

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