投稿日 2016-10-16
専業農家、もういらないんじゃない?


10月、この辺の地域では今、田んぼの稲刈りが真っ最中。天気のいい日には、普段あまり車の往来がない農道でもたくさんのモミや農機具を積んだ軽トラックと行き違う。実に賑やかな時期です。

さて、昨今、農産物のTPP交渉なり、農業、農村の衰退などと言われていますよね。私もそれなりに小さいですけど、今までも農業研修生や体験、従業員就労などや、また、各種イベントに参加してきました。それによって少しでも農業の啓発活動にでもなればと思って、少しは。

農村人口や農業従事者の減少、これには毎年政府系からビックリするような補助金や助成金等、各業界に投下されテコ入れしてきました。今回はそれに関して深堀するのではありません。違う考えを最近持っているのでアウトプットしてみようかと。

では、よろしく。

 

非農家出身の私が、20年前農業を志した頃、ネットなんてものはありませんでした。すべて口コミか文献による情報でした。もちろん行政の支援なんてちっぽけなものでした。それでも農業をやりたい人はやっていたね。全国で。それはもう今に比べれば筋金入りの人たちばかり。それでも就農後5年で離農率50%と言われていた。その離農理由はほとんどが経営がうまくいかなかったそうです。特にJA系で販売している人は特にダメだった。だから自分で売ろうとして成功した人、失敗した人と別れた。それは技術うんぬんではなく、運の違いだと思う。

 

そして現在、いまでも腐るほど就農希望者はいるが、その頃と少し様子が違う。

それは現在、行政によるバックアップは雲泥の違いである。そこまでもか!というくらい支援していただける。簡単に言うと、就農後5年までは飢え死にさせないくらいの生活費をあげるよ、という青年給付金制度というものが出来た。年間150万円×5年間(使途目的なし)というものだ。羨ましいものですね。それ以降に付いてはこれからどうなっていくのか見ものです。

 

では、どのように私の考えが変わってきたか。

現在は手取り足取り公的な支援があるため、王道で農業をしたいものはそっちを向いて農業を実践したらいいだろう。

いつの時代でも不良というものがいて、世間に背を向け「オレの道」を目指すヤツっているだろうけど、今の農業界には少ない。ニューウェーブではほとんどいない、見かけない。全国を居るとそれはおもしろいやつがいることも知っている。ヤンキーばかり集めた農場や、ギャル軍団や都心のど真ん中で農業をするだとか、はたまた、日本とオーストラリアで年中梨を出荷考えて実践しているところだとか、当然知っている。でも今、考えていることはもっと身近でマクロなはなし。

小さな地域でどうやって農地や農村を農家として盛り上げていくかについてだ。

確かに、高齢化も進み耕作放棄地は増えてくる。間違いなく。農地が荒れれば必ずいろんな弊害がでてくる。これを何とかしたいというのが昔からの議題なんです。

自分自身でも作付したり、草刈りしたり、新たなビジネスなどといろいろやっていますが、急峻な棚田では、ひとりの限界も感じる。いまや4ヘクタールにも及びます。

 

私は思う。「もう農業ガッチガチなんてよくね?」

確かに専業農家は増えた方がいいと思うけど、現代人は向いてないじゃないの?と思う。それはライフスタイルの変貌であるから。今の人たちはとても優しい、おとなしい、不良じゃない。ある意味、外から入る専業農家はアウトローじゃないといけない。というか、アウトローしか新しい取り組みはできない。ど田舎であるがゆえ、普通の頭の使い方じゃ出来っこない。そう最近考え出した。

現代人は何度も言うが賢い人が多い。つまり頭優先で考える人が多いのです。だからここら辺で農業施策のレールをチェンジしてもいいじゃないの?と思っているのです。

つまりこういきます。

都会から人が移住してきます。若者もUターンしてきます(ココ重要でリタイアUターンではなく若者です)その人たちに最先端の田舎暮らしをしてもらいます。最先端?それは・・・

「あまりお金を使わないライフスタイル農業」の提案です

もっと詳しく言うと、支出を極力減らした農業や生活をしようということ。お金を使わないようにするには、知恵が必要です。実入りも減らしていきます。どのくらいかなぁ?毎月家族4人で10万円もあればイケると思う。10万円の所得で生活できるか!と疑う人もいると思いますが、ぜんぜんいけますよ。ただしがありますが。それは最後に答えます。

お金を使わない生活で、「農的な暮らし」なんです。

仕事はできれば5万円くらいはネットなど外部で稼ぎましょう。決して外に働きにってはいけません。絶対家で仕事です。

残りの5万円、自宅の畑で野菜や農産加工品を作りましょう。そしてお友達に売っていきます。これで5万円ぐらい。

これで所得10万円ではありません。あくまで売り上げです。

プラス、イベントに参加、もしくは企画しましょう。各種のマルシェ的なイベントに参加して月に3万円は売りましょうよ。

そして自宅でイベントも開催しましょう。どぶろく作り体験や、山菜取り放題ツアーや、竪穴式住居でお泊りだとか、様々なイベントを打ちましょうよ。

これできっと10万円の所得はできます。

間違っちゃいけないのは、決して見栄を張らない、出来るだけお金をかけない、家から出かけない、自宅回りにある物を活用すると言う事です。

あなた達の大切なものはなんですか?

そう、家族です。

家族のためにあなたは生きているのですよ。

そのピラミッドの下に、地域や友達、守りたいものが下にあるのです。優先順位を付けて頑張って。

 

もう専業農家はいらないかも。農的暮らしを実践するヤツが増えた方が、楽しい地域となり、秩序や文化等、ひょっとして上手く時代の波に乗れるんじゃないか、と思ったわけです。それにはいくつかのハードルがあることも間違いないが、大したハードルじゃないからおいで。もしくは戻っておいで。もしくは実践してみよう。ニワトリ、豚、淡水魚、山、水、太陽・・・家の周りにあれば何も怖いもんがない。

がっつり農業はもういい。家族との余暇を大事にした農的暮らしがいいんじゃないの?

 

実践するのに、けっこう、引っかかるのは「プライド」と「見栄」なのかもよ。

 

最後に、これを実践するために何が必需品か?

それは「土地です」

でっかいフィールドです

手に入れようぜ楽園を!!

また書きます


 

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