マツタケがスーパーで並んでいました。
中国産、カナダ産、アメリカ産と。田舎のスーパーなので細々と並んでいるだけ。
食べ物というと、いわゆる「天然もん」と「人工的に作ったもの」と別れます。マツタケは完全に「天然もん」ですね。
では、シイタケは?お鍋に欠かせない、エノキやシメジは?
いろんな食べ物がほかにも並んでいます。
野菜だっていろんなものがある。
①自然に勝手に生えて摘んできたもの。と
②「限りなく自然を利用し、少しだけ手を加えたもの」かな?
一般の野菜の場合は、ほぼ②に当てはまりますね。
魚介だってそうです。
海で泳いでいる魚を、はえ縄や網でどぅわぁ~って摂る物と、一定の大きさのイケスで大きくし育て出荷していくもの。と
要は、自然に大きくなったものか、手を加えて育てていくのか?
どっちか正しい?とかどうでもいいんです。
言いたいのは、片方がいかにも不味そうに描写されていることがあるってこと。
まあ、ココからは個人的な意見ですが、人工的に手を加えた方が美味しくて、栄養価が高い食べ物がたくさんあるって事。それをいかにも人工的に育てたものを不味そうに取り扱うメディア。
シイタケも菌床栽培のプロフェッショナルがいます。その方はいいものはすべて乾燥させて世界中に輸出しています。
野菜も、水耕栽培でとんでもなく美味しいトマトを作っている方がいます。(太陽の光にも当てない、完全密室の人口栽培での美味しいトマトはまだ食べたことはないですが)
ハマチや牡蠣は圧倒的に天然ものより養殖が美味いですね。ブリはまた別ですが。人工マグロも相当うまいらしいですが。
とまあ、このように科学と、自然、物理性を利用した取り組みが、様々な食べ物を成長させているってことですね。
だから、人工飼育もできない、「ニホンウナギ」はわざわざ夏の限られた特別な日に、日本国中一斉に食べる必要がないんですよ。
最後に豆知識
ニワトリのたまご。
「放し飼い卵」って魅力的ではないですか?
確かに美味しそうに聞こえます。
科学的にも「ゲージ飼い」の卵って美味しさ、栄養価、抜けています。放し飼いタマゴより。
では、なぜ放し飼いのタマゴが魅力的なのだろう?
だから食べ物ってわからんのですよ。
天然酵母のこだわりパンをかじりながら、地球の裏側で悪徳業界にまみれたコーヒーを美味しくいただいている自分がいる。
フェアトレードなんて98%嘘だからね。
日本、いやもっと身近な食べ物に関心があれば、大事な何かを感じることが出来る。
そういう国になってもらいたい。
「どこどこ産」よりか、「だれだれさんが作ったもの」のほうが感動はきっとある。
そういう世の中になってもらいたい。
TPPは発動されるかわからないが、この国はまだ情緒のある国民がたくさんいることを信じている。
神の国だから。
太陽、月、水、山、土・・・・。