「なぜ学校で勉強しないといけないの?」
幼いころから、いまだに解決できないテーマです。
小学校、中学校、高校、大学そして就職。
当たり前のように進んで行くレール。
中には目的意識もはっきりあって、それに向かって身に着けるために学校にいっているひともたくさんおります。
では、目的がなかったら?
「行かなくていいんじゃない?」
大人になりそう思えるようになりました。
思春期の頃から、周りの大人、メディアに出てくるスポーツバカ、わけのわからない人たち。こぞって「夢を持ちなさい」と連呼していた。幼い自分は「そうか・・持たないといけないのか・・・持たないと・・・」と呪文のように唱えていた。
しかし、数年たっても、ちっとも出てきやしない。そしてまた「目標を持ちなさい」と大人は言う。
とてもつらい日々でした。
学校ってずーとマラソンしているような感じでたまらなくいやだった。
それを克服するため、考えるのはよそう、適当に過ごしてやれと思っていた。
そしたら、こうも言われた。
「無責任な野郎だ」と。大きなお世話や。
さて、もし、学校に行かないと選択した子供たちがいるとすると、私はこう言うと思う
「賢い子だね!」
おそらく、ほとんどの子は考えも持たずに毎日学校に行っていると思う。くどく言うが、目標を持って学校に行っている子もいることも承知している。けど、かなりの数の子は目標なんて持っていないに違いない。ただ何気に毎日学校に行っているであろう。
その中に、ちょっと考えたら「行かない方がいいんじゃないか?」「行くのはイヤだ」「行けない」様々な理由?から学校に行かないという選択をしたっていいんじゃないかと、思う子がいても不思議ではない。
義務教育とは「学校に行かないといけない」といまだに勘違いしている大人もたくさんいる。本当は「行きたいと言っているの子供には学ばせないといけない」という親の義務である。
だから子供たちには、立派な「学校に行かなくても良い」という権利がしっかりとあるのである。
なぜこのようなフレーズを私の幼少期に気付けなかったのであろうか。今でも悔やむ。
学校に行かないとどうなるの?
なにか犯罪でも犯したことでもなるの?
誰かに迷惑がかかるの?
バカな大人は「立派な大人になれません」とでもいうの?
すべて当てはまりません。
このようなテーマを最近はよく思っていて、子供たちじゃなく、バカな大人に投げかけたい。
〇子供はもし学校に行かなくても無駄な事をしていない(必要だからしているんです)
〇子供の行く道は何事もおもしろい
〇子供は別に見守ってもらいたいなんて、コレぽっちも思っていない
〇逆に子供は大人に邪魔せんといてと思っている
〇子供にはいつかきっとスタートというスイッチが来ます
〇好きな事が見つからなければ、まずイヤな事をせんとこ
〇部屋にこもりっきりでも、暖かいゴハンとフカフカの布団があれば健康的です
以前、スポーツクラブの保護者からこんな言葉を聞いた
「このスポーツやることで、礼儀が正しくなり、約束事を守れる子となり、姿勢も良くなります」
鼻で笑ったね
最後に
大人は「見守る」ということを勉強しないいけないのよ。
学校に行かないで家にいる子供たちへ
「家という居場所があって良かったね」
保健室にいる子供たち
「優しい先生がいて良かったね」
普通に学校行っている子供たち
「どうだい、その椅子の座りごごちええか?」
死にたいと考えている子供たち
「お願いだから生きて、おっちゃんから頼む」
大して考えていない大人たち
「ほっとけ!」