投稿日 2017-04-08
サクラと名もなき草たち


さくらがキレイに咲き、みんなの注目がいっせいにそっちに行く。

 



春はたくさんの植物が芽を噴き、花を咲かせる季節。それは自然の摂理で、これからの季節には陽の当たる時間が長くなり、たっぷり栄養を蓄え、子孫を残すためのはたらきなのです。とても理にかなったサイクル。


足元を見てごらん。そこにはたくさんの種類の植物があります。

オオイヌノフグリ、カタバミ、ツメクサ、ヨメナ、カラスビシャク、チチゴグサ・・・・。

多くの植物は見向きもされないものばかり。いわゆる「雑草」なのです。なんで「雑」なんだろう?

「その他の植物」という振り分けなんだろうね。

それでも、その多くの種類の植物たちはたくましく、けなげで、厳しい環境と戦いながら、生きようとしている。その様子を気にかけながら草刈り機でバッサバッサと刈っていくオレ。

何だろうね?この矛盾。

少しでも言い訳すると・・・。彼ら(雑草)の名前だけでも、生態だけでも、生えている姿を見るだけでも、または敷き草などに2次利用だけでも・・・。かれらの存在を身体に頭に取り入れる。その季節に。それだけでごめんなさい。

 

人間社会にも、声を出せず口下手で、寡黙に仕事や用事、ミッションに取り組む人もいる。しかしその人の作品や作物、背中を見ていたら正直で実直な事をしていると素直に思えることがある。そんな人と出会えた時に、私は頭をぶん殴られた思いになる。

「かなわん」と。

そんな声なき声、派手さのない作品、後からじわぁとにじみ出るような感動。そんなことにも耳や目を真剣に受け止め生きていきたい。

一歩下がり、心を落ち着かせ、視線をぐっと下げた自分と向き合いながら。桜の季節に足元の雑草に敬意をはらう。

小さな事にも、大事にする大人になれただろうか?まだまだやな。

 

 


 

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