投稿日 2017-05-18
一家一品って?パグオヤジの野望


「一村一品運動」っていつの時代だっただろうか?

地域、産地でスケールメリットを生かして、ブランディング形成したり、共同出荷するのが今までの農業スタイル。でも小さな農村地帯では、さほどスケールメリットは役に立たない。農家数も限られるし、高齢化により選別場や出荷場等整備に投資もなかなか出来ないのが実情。

そこで提案したいのが「一家一品運動」。

うちの集落では、農産物を栽培し、JAに出荷する人が大半を占める。でも、全部の耕作地をJAに出荷しているわけではない。自家用や直販用、趣味などで植物を栽培しているのもほとんどの農家である。その中ではその土地、畑で物理的であったり、その農家さんが得意とする品目野菜があったりと、その人ならではの産物が必ずあるものだ。

うちの集落では、お茶を栽培し上手に炒る人、うまいぶどうを作る人、山菜を上手にアク抜きするひと、コンニャク作り名人、自然のミツバチを捕えるのに神がかり的に巣箱に入れる人、超絶品ニンジンを栽培する人、田舎風和菓子作り名人、また、その人の家の庭に生えている柿が異常に美味い家、ウナギとり名人、イノシシを捌くのが上手い方・・・・。あげたらキリがない。

このように、小さな集落でありながら、それぞれの家庭、人々で売るほどではないけど名人や名産物が必ずある。だから季節が近づいたり、急な案件でも、その人に頼んだら何とかしてくれるし、アドバイスをくれたり、いい方向に話が進む。そういった小さな名人や名産物をつないで小さなナリワイにできないだろうか?と最近よく考える。この方たち産物はその地域では名が通っている、集落のみんなが認めているものなのだ。

季節を感じ、その人その物に顔を思い出せる。もちろん自分もいいモノを作りたい。そして何らかの形で渡していきたい。そう「持ちつ持たれつ」「ギブアントテイク」そんな小さな循環が田舎ではまだ残っているのだ。

通貨は発生しないけど、とても豊かな暮らしなんです、小さなムラ社会なんです田舎は。

 

想像してみてください。車は一日100台しか通らない田舎道で、50件の良心市(無人の直販所のこと)街道があったらおもしろいのになぁ。

そんな妄想を朝早くからしている。


 

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