投稿日 2017-07-23
孤独のススメ・強くなるために。


あなたは「ひとり」していますか?

ひとり暑い暑いハウスで作業中考え事をしていた。自分自身、自分の子供、周りの大人、今さらながら最近の若者に。

「孤独するって素晴らしいじゃないか!」って


 

世間では”友人が多い”ことは美徳とされています。facebookやtwitterなんかではまるで”数が多ければ偉い”みたいな風潮があります。

少年漫画なんかでは”友情・努力・勝利”が有名な標語として掲げられています。就活の際には”社交性”や”協調性”を重視されます。

一方、”孤独”であることにはマイナスイメージしか持たれませんし、恥ずべきこととする風潮すらあるように感じます。

今回はですね、そういった風潮に異議を唱えたいのと、孤独のトレーニングしているかい?ということについて。




確かに友情は素晴らしい

友人が多かったり社交性があれば人生を生きやすいです。暇なときに話したり、遊んだり時間を共有できる友人はありがたいです。

学校・バイト先、はたまた仕事先でも困ったときに助けてもらえることは多いでしょう。嬉しい時には一緒に喜んでくれたり、病気のときには助けてもくれます。

純粋に楽しさや喜び、悲しみを分かち合う友人がいるのは非常に素晴らしいことだと思います。

ですが、最近思うのは、世間で友情の尊さや友人の多さを礼賛しすぎるあまり、孤独を極端に怖れる若者が非常に多いように感じます。

しかしですね、孤独な時間って実はとても大事なんです。誰にも邪魔されずに一人で過ごす時間。この時間こそが大事なんです。




孤独と暇は違う

しかし、ここで一つ勘違いしないでいただきたいことがあります。

”孤独”というのは、「休み時間に一人で過ごす」だとか「土日に予定を入れずに一人で過ごす」といった短いスパンや浅い意味でのものではありません。それはただの”暇な時間”です。

”孤独な時間”とは誰にも邪魔されず、自発的に一人で何かをする時間のことです。




 

孤独ということ

では、そもそも何故”孤独”が大事なのか。

それは・・・。

孤独になれる人は強いからです。

孤独であるということは、人に頼れないということです。人に頼れないということは全てを自分の力と責任において行わなければなりません。

いわば孤独とは究極の自己研鑽法なんです。人として大きく成長できるチャンスであり、ボーナスタイムなんです。

先の例で言えば授業を休んだらノートも困るし、代返だってしてもらえません。全部自己責任です。

人によっては「別に友達いるんなら頼ればいいじゃん」と思うかもしれません。

その通りですね。ですが、その友達が近くにいないときはどうしますか? 山で一人で遭難したらどうしますか?もしくは相手も大変な状況にあり頼れない時には? 人は自分が生きるだけで精一杯です。どうしても力になれない時もあります。

そんな時に家族や恋人がいれば良いですね。ですが、もしいなかったら・・・。

僕の経験上、孤独に慣れていない人は人として脆いです。そして困難に陥った際に、孤独感に苛まれ、飲まれてしまうかたが多いです。結果、安易な選択肢を選んだり、身近な人物に依存してしまい共倒れしてしまうんです。ネットで調べることに慣れている人たちは、ネット環境がなければただの赤ちゃんになります。

そういった将来、訪れるであろう困難に立ち向かう力をつけるためにも孤独であることに慣れておく必要が有ります。己を知る。




孤独になるとこんなにイイことづくめ

というわけで、今までに書いたことと少し内容が重複してしまいますが”孤独”になることのメリットをあげていきますね。

知識が身につく

なんといってもコレです。とにかく考えるんです。そして五感をめいいっぱい感度をあげます。

孤独であるということは、人に頼らずに自分一人で多くのことをこなす必要があります。そのため必然的に多くの知識や経験が身につきます。

親元を離れての一人暮らしや一人旅などがよい例です。

一人暮らしをすれば家探しや契約時の面倒くさいアレコレ、家賃相場に関する知識、ごみ捨てのルールや公共料金の支払い、家事全般の知識等々、様々な知識が身につきます。

若い内は仕送りが無いときついかもしれませんが、お金の大切さや一般的な経済感覚も身につきます。

一人旅であれば、旅を行う過程で時間やお金を把握管理する 計画性が身につきます。また公共交通機関や滞在先の手配を行う上での一般常識も学べますね。

そしてその過程でわからないことを調べるためのリサーチ力や、世の中には多くの価値観があるということ、常識的なものの見方も身につけられます。




メンタルの強さが身につく

一人で色々経験すると時にはうまくいかないこともあります。失敗してイライラしたり、悲しくて泣きそうになることもあります。普通ならそんな時に家族や友人がいますが、孤独な時はそうはいきません。

ですが、それでいいんです。

一人で悩み答えを出すプロセスに意味があるんです。人生で直面する多くの重要な問題は大抵自分一人で答えを出さなければなりません。

基本的に、人に頼ってもいいことなんてありません。他人事だから無責任だし、失敗したらその人のせいにしてしまうかもしれません。つまり逃げ道や言い訳になってしまうんです。

自分の行動や言動に責任を持つ。そしてその結果を受け入れるための心の強さを持つ。”孤独”であることは、この大人として持つべき2つの要素を同時に育むことができるのです。




自由になれる

孤独とは、自己研鑽の機会でもあるんです。上記にあげた知識や経験、メンタルももちろんですが他にもできることはたくさんあります。

目標に向けて勉強してもいいですし、ひたすら日々家の修繕をしたり、趣味に時間を費やすのもアリです。

孤独だからいいんです。誰にも邪魔されずにすみますし、失敗したらそれは自分のせいです。言い訳ができません。何をしようが、どうしようが自由です。地震が来て家が倒壊しけがをしたって自己責任です。それらを経て誰にも邪魔されずに自由に好きなことに没頭できます。

人と一緒にいれば、情報やネットワーク、コネ、楽しさ、多くの点でとても有益です。それはまぎれもない事実です。

ですが、この自由さは”孤独”の中にしか存在しません。自由に何にでも好きなだけ挑戦できるのは孤独であればこそです。

本当は思いつく限りあと7個くらい書きたいのですが、似たり寄ったりになってしまうし、長くなってしまったので泣く泣く3つにしぼりました。笑




孤独の訓練

では、具体的にどうやって孤独になるか。なんでもいいんです。やってみよう!

夏休み丸々費やして一人旅してもいいですし、一人暮らしをしてみるのもいいかもしれません。勉強や資格試験のために進んで孤独になってみるのもいいでしょう。海外に数ヶ月住んでみるのも素晴らしい経験になります。長期間ただひたすら渓流を歩き釣りをしながら過ごすなんてロマンです。

要は一定期間一人になれて誰にも干渉されず誰の助けも借りずに思索に耽ったり没頭するのに十分な時間があればいいんです。

人生で一人で死ぬほど頑張った期間があるという経験は、人生において非常に大きな意味を持ちます。一生モノの財産になります。孤独こそが真の大人になるための通過儀礼です。

頑張る時は一人になるべきなんです。誰にも頼らず、言い訳せず、ただガムシャラに頑張るんです。人間にはそういう時期が必要なんです。





Be lonely

歴史に名を残す多くの偉人も孤独であった人が多いです。カフカにモーツアルトにゲーテ、宮崎賢治、みんなみんな孤独でした。

孤独は別に恥ずかしいことではありません。むしろ人として成長するための大事な期間です。そこのところよーく覚えておいてくださいね。

というわけで、最後に偉人や著名人の孤独に関する名言を紹介しつつ〆たいと思います。




人生とは孤独であることだ。誰も他の人を知らない。みんなひとりぼっちだ。自分ひとりで歩かねばならない。

ヘルマン・ヘッセ

 

自分が孤独だと感じたことのない人は、人を愛せない。

瀬戸内寂聴

 

孤独の中でしか、自分自身を豊かに深めていくような濃密な時間は得られない。

齋藤孝

 

孤独とは物事を深く考えるチャンス。友達が多い事は必ずしも幸せではない。

美輪明宏


 

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