投稿日 2018-02-12

「手は心とつながっている」


民芸という言葉が好き。

陶芸家の河井寬次郎、濱田庄司らが作った造語です。特別なモノじゃなく、日常に溶け込む、素朴で控えめな、いかにも日本的な物。

彼らは、日本を「手の国」と言ったそうだ。とても心に響いた。

営々と培われた手の技が、技術の高い日本という国を繁栄してきた。が、今は廃れていく手仕事に影が押し寄せ、失われていく手仕事がたくさんある。それは人間が機械に使われ、働く喜びをなくした近代への変貌なのか。今、日本の物づくりの現場がどうかしてないだろうか。鉄鋼、金属大手メーカーでデータの改ざんが相次ぐ。日本経団連会長のお膝元の企業でも不正が発覚。自動車メーカーでも無資格検査が長期間行われていた。手仕事の「手」は、手間を惜しまぬ手、妥協を許さぬ手のことだろう。手塩にかける。手腕を 発揮する。手本になる、すべて「手」に由来する

大好きだったドラマ、大企業に相手に、技術力で勝負する「下町ロケット」では、「製品の最終判断は手作業による点検が必要」「人の手で触れ、目で判断する感覚を大事にしている」と。

農業の世界も今やITやロボット、ドローンといったものも進出してきている。もちろん、時と場合では必要だったりもする。だが、現実は職人や農家の手仕事が徐々に奪われ、軽んじられている場面も多々ある。本当にそれらに依存していいんだろうか?

農業の世界では、私は若い農業者にはこう言う。「癖をつけなさい」と。早起きする癖、観察する癖、暑さ寒さに耐える癖、土や植物に話しかける癖。どれも曖昧で抽象的な事ばかり。でもそれらはコンピューターも上回るハイスペックな性能を持ったお百姓という身体になる。こういうことは時代遅れだと重々承知もしている。でも、そういうことを突き詰めると、おもしろい、個性のある農家がきっと生まれるに違いない。マニュアルではない、その人が感じ、泥まみれになり、時間をかけ、探究して、汗をかき作り上げた品物になる。きっとなるはず。サイドメニューとして文献やインターネットも使い、頭の中の奥へそっと入れて置く。時々、頭の引き出しから出してくるだけなのである。すべては五感ありきなのである。本能をフルに使え!と、若い農家には伝えたい。

「手は心とつながっている」柳宗悦の持論。手仕事をおろそかにするのは、モノづくりの心を粗末にしてはないだろうか?

布団職人、枕職人、大工さん、左官屋さん、竹かご職人、板金職人、杜氏、陶芸、鍛冶屋・・・・。どれも生活に欠かせないものばかり。ライバルはホームセンターなのである。

手仕事というものに、今一度脚光が浴びる日を夢見て。

 

PS 先日綿布団を打ち直してもらったら・・・・たまげるぐらい気持ちいい!!!!


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投稿日 2018-02-10

パグパグ畑から「バレンタインセット」


まだまだ寒い時期が続きますね

畑では、そろそろ冬野菜も底をつき、少しばかり春野菜もはじまっています。

でもうちの農場は、夏野菜がメインなので、トマトやパプリカなどの種まきをはじめています。

 

さて、農場の情報誌の「PUGPUG」第34号”はーと号”ができました。

かれこれ、7年ぐらい続いています。この冊子は、うちの妻が執筆・編集をし、隔月発行を基本にやってきました。以前は「やまのじかん」という情報誌をやっていて、都合20年近くもコツコツと執筆しています。それくらいうちの妻はしつこいんです。プライベートでは無類の文学書好きで、嫁入り道具も、たくさんの段ボールに入った本と一緒に私と結婚しました。将来の夢は、壁4面が本棚に囲まれた空間の部屋にしたいそうです。

この、PUGPUGという冊子も長いことやってきたので、なにか記念で、ハードカバーの自主製作の本にしたいそうです。決して製本して書店に並べたいのではなく、いろんな方に送りたいために、ハードカバー製本をしたいそうです。目標は一年半後、つまり、東京オリンピックの年に出来上がりたい、と言っています。どうやって、作るかは素人ですのでわかりませんが、まあ楽しみにしています。

 

そこで、何回か、この農場通信「PUGPUG」を作るたびに、農産物と一緒に「食べれる通信」として送っています。その売り上げの25%をコツコツ貯めて、近い将来の製本の軍資金にしたいと考えています。目標30万円です!!

この目標に近づけるために、いい情報誌を作り、農場の産物も付けておすそ分けし、お代を頂戴するということにチャレンジしようと思います。

そうすることにより、私たちのスローガンのひとつである「FARM TO TABLE」ということに繋がるのではないか?ということになりました。

ぜひ、今回も皆様のもとに農場の気持ちが届けれるよう、私たちの気持ちです。ご理解くださいませ。

 

で、今回の「おすそ分け通信」は、名付けて「バレンタインセット」

PUGPUG通信はーと号1冊


親子トマトピューレセット


人用・・・農場手づくりトマトピューレ430mg入り。原料トマトのみ。


トマト鍋や、パスタ、ケチャップとしてお使いできます。

 

犬用・・・ぷぅ助のトマトピューレ。170mg入り。原料トマトのみ。


農場で最上ランクのトマト使用。ストルトバイト尿結石の予防、硝酸塩を計測後加工。カリカリにトッピングや手づくりゴハンの材料に。

さらに、イベントで好評の「お芋のどら焼き2個入り」


そして、少しばかり農産物も。


さらにさらに・・プラスアルファもお付けします。

これら全部つけて、2000円で。

送料、税込です。えっ?

いいんです。感謝ですので。

申し訳ございませんが、北海道、沖縄、離島はすみません。

発送日を限定させていただきます。

2月の13日、もしくは14日の2日間だけ発送です。わがままですみません。だって、妻がどら焼きを注文数だけ焼かないといけないので。

つまり、ただいまから12日いっぱいまで受け付けをします。うちはワンちゃんいないよ、とかありましたら、何か考えます。注文受付、ご希望日、時間帯等ご希望がありましたらフェイスブックメッセンジャーまで

こちら→パグパグ畑フェイスブックhttps://www.facebook.com/paguhatake

 

バレンタインだし、何かいいこと起こりそう。

頑張って通信作って、野菜や加工品作って、お客さんとつながる、そしてその収益で本を作りたい。プロジェクトはじまります。

よろしくお願いします。では受け付けスタートです


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投稿日 2018-01-31

職人=暮らし=素敵


忙しい農業の季節が一段落する冬、毎年のように今年も大工さんをしていた。と、いっても誰かに大工仕事を頼まれたわけじゃなく、必然的に、また勝手に体が欲しがる、季節のルーティンみたいなものになっている。

そもそも、大工に興味を持ったのは、独身時代に農場で居候していて、そこのオーナーが大工が趣味だった。そこが初めての体験でした。結婚し、農業を始めた時には、当然お金がなく、タダ同然の借家住まいでは、新規の材料を買う余裕もなく、廃材や拾ってきたもので家を修繕していた。

現在は、中古住宅を購入した家に住んでいるので、どんどん手直しをずぅーと続けている。

それもこれも、近所に住んでいた、大工のHちゃんのおかげでした。去年突然亡くなり、もうその姿は今見ることができない。Hちゃんには、手取り足取りいろんな大工についてのレクチャーを受けた。

うちの集落は世帯数約120件です。そのうちの約6割は、大工のHちゃんが手掛けた家が建ち並ぶぐらい、ものすごい大工さんでした。この集落には他、Mちゃん、Tくんと大工さんがいたのに、みんな死んでしまった。それぞれ思い出があり、残念で仕方ない。

と、いうことで、大工のいなくなった集落で、必然的に自分自身で大工仕事をしないといけなくなった、ということですわ。頼める人がいないからね。

 

僕たちが生活しているところは、当然サービス業は発達していない。いろんなことを自分自身でやらないといけないことが多いのです。何も、ここでコンビニが欲しいとかスタバがあればいいとかではなく、老若男女すべてが暮らしに欠かすことができないサービス業が少ない。

昔はたくさんいたであろう職人さんが少なくなってきている。大工ももちろん土建業もそう、左官やさん、電気、醤油、運送、その他もろもろ。職人さんがものすごく少ないことを感じる。なぜだろうか?

要は割りに合わないということだろうか。逆にサラリーマンやITでメシ食っている人をよく見かける。

通じて癒えることは、昔それぞれの職人さんは、その仕事だけではなく、ほぼ兼業で農業もしていたから。「農業」という共通のキーワードで皆がつながり、人に呼ばれれば職人としてその職に就くといった感じで「ひと、もの、金、コト」が循環していた。つまりギブアンドテイクで、持ちつ持たれつの、それは美しいサイクルがそこにはあった。

普段暮らしをしていて、困ったときには「だれだれさんに聞いたらわかるよ」明確な答えがあった。今はネットで検索し、見積もりをもらい、発注、振込、完了みたいなことが多い。

例えば、水道のトラブルがあるとします。水道屋さんの顔はパっと浮かびますか?車を落っことしちゃった、JAFではなく、どうしようと思いますか?困ることは突然やってくる。そういったことを解決してくれるホワイトナイト(白馬に乗った騎士)が近所ですぐ来てくれて、お金の心配もいらない、信用できる人たちがいることがどんなにすばらしいか、ココを力説したいんです。

こういう人たちは、仕事以外でもお付き合いがあります。だから「ここは一生任せるよ!!」みたいになっていますから、頼んでもないのに、点検してくれたり、余計なことしたり、気使いをしてくれたりとうれしい限りなんです。

うちの集落では、勤め人ではなく、農業を少しでもやっていただける職人さんがいっぱいいるといいなぁ、という思いをずーーーーと持ち続けている私なのです。

キーワードは「農業かじりながら、手に職を持っている」

もしくは

「ガチで農業しながら、趣味でたくさん遊ぶ」

または

「何でもやるっすっ!!」という白い歯がきれいな爽やか青年。

こんな人が来てほしいなぁ。

パソコン持って「これしかできないっす」みたいなのはもういいかな・・・。

田舎を素敵な所にしたいなぁ。

おしまい。


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投稿日 2018-01-09

2017 ぷーすけのクリスマス日記


おれ、四国に住む、土佐パグプースケ7歳だぞ

人間でいえば、もうすでに中年期や。

しかーし、永遠の保育園児

「おーーい、サンタさーーーん」


はい、ちゃんと今年もサンタさんがやってきましたよ。

コスプレしてスタンバイ。

その前に、パーティーを少しだけ拝見。


ゴハンはすんごいもの3種類作ったのだけど、画像は今度のPUGPUG通信に載せますね。

デザートいってみようか。

 


美味しそうなケーキでしょ。

少しだけ味見しましたが、まずっ!

だって、まったく甘くない。カッテージチーズにヨーグルト、米粉に豆乳ですって。かろうじて果物だけが・・・。

自家製のイチゴにブルーベリーです。あとリンゴですって。

では、召し上がれ


最後に食レポを

よーく聞いてくださいね

 


 

翌日の朝、サンタさんは来ていました。

それは・・・・

フカフカのベットが来てました。

クンクンの匂いを嗅いで、背中で擦り付け、口でくわえてぶんぶん振り回してから、ゆっくりゴロンとしてました。

世界中のワンコが幸せでありますように。

クリスマス報告でした。


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投稿日 2018-01-06

巨大なおもちゃを手に入れたぞ。みんなで遊ぼ!


去年のとある日、それは突然はじまった。

「××いっしょにやろうぜ!」

Kさんからひとこと。

「ええやん、それ、おもろいっ!」

そして、ミッションは動き出した。

 

でも、かなりの難題続きでスムーズに事は運ばなかったが、それでもなんとかやれそうになった。

何をするの??

えっ?聞きたい?

実はこれを建てることにしました。


そうです、「ゲル」です

モンゴルの遊牧民のお家ゲルです。

 

現在モンゴルは世界でも有数の経済成長している国で、ということは、田舎に住む遊牧民がどんどん都会のウランバトールに出向き、遊牧民を離脱しているそうです。そしてその遊牧民のゲルがたくさん中古として市場に流れているそうです。

28年前、独身時代、アジアを旅していた私は椎名誠の本で感化されモンゴルで遊牧民になろうと、マレーシアからトランジット北京で滞在中にビザを取得しようとして滞在していた。大使館に出向き申請をしようとしたところ、当時のモンゴルは社会主義国で、観光客には1日80USドルというめちゃめちゃ高いお金が必要だった。そんなお金があるわけでもなく、北京での労働で稼ぐこともできず、あえなく撃沈したのでした。

それから月日は流れ、現在こういう話が上がったのも何かの縁。やりたくてしょうがない。で、話が上がった当時には、馬も飼う予定だったんですよ、偶然にも。その話はなくなったんですけどね。でもゲルは建てる、そう決めました。

首都ウランバトールからコンテナが神戸税関に届き連絡を受けた。なんと、コンテナの中がぐちゃぐちゃ、荷分け作業をして、税金払って、運送会社にもお金を払って現在高知市についている。これで終わりではなくまだここからふた手間ほどかけないといけない作業が待っている。

 

さて、どこに立てるかというと・・・。


高知県本山町にある「パグパグ畑」に建てます!いぇい!

このような景色が眺めることができる山の上です。いいでしょう。気持ちいいですよ。

つーことで、農業が暇になった年末、ゲルを建てるための土台をつくります。地面に直接だと湿度や土に触れると長持ちをしないので、大きなウッドデッキを作りその上に建てます。で、さっそく材木屋へ。


ゲルの大きさが、直径6mですので、デッキの大きさは4間×4間(約8m)で作ります。3寸角を合計24本使います。これで、束、大引き、筋違を作っていきます。出来るだけ釘を使いたくないので、ノミとトンカチでほぞを作っていきます。


特に継ぎ目は重要ですのでこつこつと・・・


このようなことは普通ご家庭のDIYではやりませんが、今回は妙に凝ってしまい時間のかけすぎです。でも楽しい。それでも失敗はするので2本ほどダメにしてしまいました。

*DIYマメ知識。長いものから加工しよう。失敗しても束として使えるよ。

で、お正月、年が明け1月2日組み立てることにした。ひとりでは上手に組めないので人手が必要だ。「おーーーい」と声をかけたら近所の仲間が集まった。いいですね、正月早々集まれるのは、嬉しいです。


まあ、建ててみて、「あっここはまずいなぁ」とか「ここをもっとこうしよう」とかすぐに修正できるのはDIYの醍醐味です。設計図よりずいぶん強化したデッキになりそうですね。

組み立てのあと、クレオソートを塗って、防水用のペンキを塗り、根太を50本ほど打ち付け、下地用の抜き板を張ったらとりあえず終了です。仕上げの床材はゲルが立った後に張るようになります。ゲルの真ん中にはストーブが、周りにはベットが、家具やインテリアも少しばかりモンゴルちっくになる予定。また、外にはオープンキッチンと露天風呂です。すべてひっくるめて予算はどれくらいかなぁ??数十万円ってとこでしょうか。

自分の土地で大きなおもちゃを作る。こんな遊びしませんか?楽しいですよ。

で、これなにするの??

特に目的はないです。おもろいからやっているのであって、何に使うかはこれから考えます。普通に泊まりたい人はどうぞ、勝手に使ってください。高知の山の中でモンゴル気分。どうなる事やら。私がやっていることですからパグちゃんは優先的に遊ぶことができます。みんなおいでおいで。いつ出来上がるかはわからないけど(笑)


さて、ここで重要なお知らせがあります。よーく聞いてください。

このミッションはうちの嫁さんには内緒でやっています。山の上で何やら怪しいことをしていることは薄々知っていますが、バレテないと思います。だからおしゃべり禁止よ。

さあ、おもしろくなりそうですよ、今年のパグパグ畑。こうご期待ください!

*お手伝い大歓迎です。ご連絡ください。


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投稿日 2017-12-22

食べれる通信。満月号おすそ分けします


パグも人も大好き。焼き芋!

我が家では、ストーブの上でじっくりじっくり焼き芋が毎日のように焼かれています。火が浸透してくると、部屋中に焼き芋の匂いが・・・。そこから、プースケはストーブの前でじっと焼けるのをひたすら待つ。


うちの農場で栽培しているサツマイモ品種は「こがね甘福」と言います。数年かけて品種を選抜固定化し、独自でこの土地に合うように改良してきた。つまり、このサツマイモを作っているのは世界中でうちだけです。今年は特に調子が良く、大量のサツマイモが収穫され貯蔵庫でゆっくり眠っています。収穫後すぐには出荷しない。ゆっくり寝かせ、糖に変化させたらOKです。

もうどれくらい栽培しているだろうか?10年ぐらいになるのなかぁ。ある年は水害に見舞われ、「あーこれでもうおしまいだなぁ」と思った時もありました。その時も、何とか種芋の数キロだけ掘り起し、何とかつないできた。それが今やかなりの栽培面積になってきました。


何度かブログにも書いたりもしました。でもおすそ分けもできなかった。今年は違います。歳末感謝、どどーーんと放出します。

お芋好き寄っといで。


こがね甘福関連記事http://pughatake.com/2833/

特徴としては、完全無農薬、有機質肥料のみ、自家製苗100%、自家貯蔵OK、、ベチャベチャ系の芋、焼き芋にすると糖度30度ぐらいになります。

そして、今年デビューしたパグパグ畑の「いも満月」も付けて一緒に。


つまり、「こがね甘福4kg」「いも満月2つ」「パグパグ通信1冊」をセットでおすそ分けします。

年末年始お正月、ワンちゃんとオーナーさん親子でぜひお芋ブレイク楽しんで。ケーキやきんとんにも使えますよ。おすすめ。焼き芋にバニラアイス、美味いんだこれが!。

この時期だけのおすそ分け。いかがでしょうか?お芋は家の中で涼しい場所で置いとけば2か月は保存できます。


食べれる通信「パグパグ芋セット」 (こがね甘福4kg+いも満月2つ+農場通信1冊)

1セット2000円。税・送料込(但し北海道、沖縄、離島は申し訳ございません)

申込み期日は12月25日まで。お届け日最終12/28日着まで。

まあ、今年のたくさんあります。ぜひよろしくお願いします。

また来年もなにかやりましょうね。では。申し込み開始します。

こちらからメッセ下さい。

https://www.facebook.com/paguhatake


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投稿日 2017-12-18

遂げる農業ってあるんだなぁ。みかん農家のメッセージいただきました。


今回の復活ミカン、続々と注文いただいています。ご協力ありがとうございます。まだ余っていますので、お早めにご近所の方、ご注文のほどよろしくお願いします。

愛媛県東温市 「いちご日和」 Y君こと 渡部嘉久くんより、写真とメッセージいただきました。

まっすぐな農家さんのコトバは裏切りません。

いつも言っているように、「どこどこ産」より、「だれだれさんの産物」 そんな世の中になればきっと何か農業界は変わるはずです。ご理解していただければ幸いです。

以下、ミカン主、よし君の皆様に向けてのメッセージです。





愛媛と言えば、「みかん」の生産量全国2位

愛媛県民と言えば、「みかん」は貰うもの。

そんな、みかん県に多い悩みの一つ。 「産地の格差」です。 いちご日和もこの悩みに苦しんでいます。


名高い産地から外れた地域のみかんは、売れにくく…かなりのみかんが倉庫で腐り山に捨てることが多いのです。 時に、私は… 収支が合わず、両親にみかん山はもう諦めようと伝えた事もあります。 寂しいやりとりです。 〝 あぁ…こういう事が…財産を手放すときなんだなぁ。〝 と発言に後悔してしまうこともあります。 悩んだ末、私が出した答えは 時が来て山を荒らす日が来るかもしれない。 だけど、じぃちゃん・ばぁちゃんが生きている間だけでも思い出と財産を守っていきたい。


儲ける農業ではなく… 繋げる農業でもなく… ただただ じぃちゃん・ばぁちゃんのための… 〝 遂げる農業 〝 だと思ってます。 そして想いだけではなく、みかんの味にも状態にも自信はあります! みかん山の管理が追いつかないのが…良かったのか悪かったのか分かりませんが…結果的に ・山にも除草剤不使用(草刈りのみ) ・無農薬 ・みかんに対してもノンワックス の、みかんとなっております。


「遅手(おくて)のみかん」になりますので、焦らずゆっくり寝かして酸を抜いてあげてください。 食べ頃のポイント ・オレンジ色が濃いくなったころ ・少し皮の張りが取れたころ ・みかんのお尻が少し柔らかくなったころ です。ぜひ、いちご日和の「みかん」を食べて見てください。

 

嶺北 「お山の手づくり市」の出店をきっかけに、たくさんのご縁を頂き、その中で、吉永さんと意気投合し!本当に嶺北 本山地域に…みかんを運ぶなんて夢にも思ってませんでした。 本当に感謝致します。

いちご日和 渡部嘉久




小さな小さなマルシェ「お山の手作り市」からはじまった関係。農家と農家がお互いの悩み、課題を解決するかもしれない。ただ、売れただの、儲かっただのじゃなく、このように進化した関係づくりになる。まさか主催者も思いもつかなかっただろうね。私も思いもしなかった。

そこでモジモジしている嶺北住人の方。今時期だけですよ。声をかけてください。みかん食べてハッピーな気分になろうや。

パグパグ畑 園主 吉永

みかんおすそ分け企画 http://pughatake.com/4096/

 


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投稿日 2017-12-17

所変われば宝のミカン


冬のコタツに温州ミカン。昭和の風景です。それも段々と様変わりしてきている。


さて、マルシェで大人気のイチゴシェイクを売っている「いちご日和」のY君。

いちご日和ウェブサイトhttp://biyoriichigo.wixsite.com/ichigobiyori

いつもニコニコした顔で、美味しいイチゴシェイクを作る。そのY君は、愛媛県東温市の若手農家さんです。見かけによらず、アツい農業愛を持ち、新しいことにチャレンジしていく気持ちの良い農業青年です。その彼と数年前から意気投合し、交流をするようになった。イチゴをメインで栽培しているが、代々続く農家さんなので、いちご以外にもいろんな農産物がある。


そんなある日、Y君から「うちのみかんは売れなくてほったらかしにしている」という話を聞いた。愛媛のみかんと言えば、日本で有数のミカン産地でブランド力も高い。しかしそれは、愛媛県内でごく限られた地域のみで、その他のみかんは、今や二束三文状態だそう。確かに、ミカンの大産地で、自分の所のミカンを売ることは大変なことだろう。一般的に愛媛県人は「ミカンはもらうもの」ということらしい。じゃ、都会で売れば?とはなかなかいかないのも農業界である。

追い打ちをかけるように、日本人のみかん消費量も年々減少しているそうだ。みかんに限らず今の時代、お米の消費量も少なくなってきている。そのような状況になると、次第に田畑は荒れてくる。人の出入りが少なくなれば、鳥獣害も増えてくる。そしてやる気が無くなり、放棄地となる負のスパイラルに陥るのだ。四国に限らず、日本全国でそのような現象と風景が広がっている。もちろん農家数も減ってきているが、何よりも作物を作り、ビジネスとして成立しなければ、これからもますます田畑の荒廃地は増えていくことは間違いない。

儲ける農産物を生産することだけが、このような荒廃地現象を食い止める手段ではない。何かよい案があるはずだ・・。考えてみた。そしてY君に声をかけた。「こっちの地域でミカンを売ってみないか?」私の住む本山町は、ミカンの適地ではない。99%は他の地域から仕入れられたミカンがスーパーで売られている。同じ四国でも、まったく作物が違うので、わずか1時間半離れた地域でやっていることがまるで別世界なのだ。Y 君は「やりましょう」と賛同してくれた。そこで早速今年から、Y君のミカンをこの地域で広めてみようと開始した。12月、山積みのコンテナでミカンが届いた。皮をむいて食べてみると、とても美味しく、みずみずしい。しかも無農薬、ノンワックス。これならば、近所にもお勧めできると確信した。


わずか350kgのミカンだが、Y君家族にとって、新たな一歩となるようにと願う。はたして芽が出るかどうかわからないが、でも種を撒かなきゃ芽も出ない。もし芽が出たらそれをきちんと育てること。そして、消費者に思いを伝え、実を結ぶことが大事なことではないだろうか?この町でミカンを通じ、Y君のファンが増えることに繋がれば。


よろんで貰えたら、また頑張れる。農家とはそんなもんです。


さて、ここから本題に入ります。嶺北住民の方お知らせです。

この、愛媛のY君の無農薬の復活ミカンをぜひ食べてみたい方はご一報を。パグパグ畑フェイスブックページ・メッセンジャーより送ってください。

https://www.facebook.com/paguhatake

5kgで1500円。

10kgプラスサービスで3000円です!!

超お買い得ですよ。なんならアマゾンでも調べてみてください。食べることで、ミカン山を息吹を入れ、復活できるでしょう!嶺北にお住まいの方、ぜひ協力お願いします。

ただ今貯蔵中。20日ごろから順次出荷します。12/17現在11名の方のご注文済み。ありがとうございます!!

 

 


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投稿日 2017-12-02

うちと実家のオカァしか知らない?農家のヒミツ


ネットを見ていて「へー」って思ったり、感心したりすることって多々ありますよね。久しぶりの投稿は農家からのトレビアの泉です。ごゆっくり。

 

私の嫌いな「ホクホク系」 イモ・クリ・ナンキン

世の中には、しっとり系やベチャベチャ派が少数いることも、リサーチ済み。

そう、そこのホクホク反対派のあなたのために私は作物をせっせと作物を作っています。

と、いうのは嘘で、妻は大のいもくりなんきんが好物。栽培しないと食卓に,超ホクホク大量の芋栗南京が並んでしまうので、それを阻止しようと。

また、家庭内で子供もホクホク系を好きになってしまうので、芋栗南京はしっとり、ベチャベチャを家庭菜園で作って、英才教育しようと企んでいる。

おかげさまで、皆見事、ホクホク派にはならず、円満解決に至っている。

 

そんなこんなで、そのひとつ「ジャガイモ」

高知では、まだ寒い2月から3月にかけて、その年の最初に植え付ける作物。5月終わりから6月にかけて収穫される。確かに新ジャガは美味いですよね。皮が薄く、皮ごと食べる頃が最高に美味いですよね。新ジャガの季節を超えると、それはもーフツーの「ジャガイモ」になってしまいます。新じゃがの季節は、食卓にのぼると「わぁー」と喜んでいたのに、すぐに飽きて、普通のジャガイモに変わってしまうかわいそうなジャガイモ・・・。

うちでは、絶対メークイン派!

断じてメークインしか作らない。今、巷では赤や黄色などカラフルなジャガイモがあるが、ずぅーとメークイン。誰が何と言おうと・・・。

 

で、現在12月。

6月に収穫したメークインは貯蔵庫の中で一年間かけてゆっくり食卓に上っている。少しずつ少しずつ減っていく。

この時期になると、これまた不思議な仰天チェンジをする。

長い時間貯蔵庫で保管されている間、芽が出てくるので約2回芽をとってやる。そうするとこんな風にメークインはなります。

以下、閲覧注意


しわくちゃになる

見た目超悪いでしょ

芽が出て、水分が抜けて、表面のビジュアルがこんな風になります。とても売れるものじゃない。けどね、けどね・・・。

実はこれがいいんです!間違いない、完璧な理想のメークインです!!(胸を張って)これを狙っています。

「しわくちゃメークイン!!」

糖度も上がり、適度な水分量になり、煮物、サラダ最高の味になるんですよ、そこの奥様。

まず売っていない。売れないでしょ。こんなブサイクは・・。

でもね、農家?もしくは、うちだけ?いや、実家の母親知っている。こーいうヤツが美味いことを。

見た目じゃない。顔はブサイクだが中身はすばらしいもの持っている仲間は人間でも知っている。あなたの周りにはいませんか?

中身はまったく問題ないのに


でも、現代社会では弾かれます。よって小さな社会だけで一部の人間だけを喜ばせている。そういうのを知っていただきたくて投稿した。

まず、このようなジャガイモは流通しない。とても美味しいのに。惜しいなぁ。

何度かスーパーに提案したけど、「こんなのクレームだよ」と門前払い。まあしょうがないよね。

だったら、一部で楽しもう。

「ブサイクメークイン」

目じりのしわごとき悩むな。いい味出してるぜ!パグと俺。

ちゃんちゃん。

 


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投稿日 2017-08-12

田舎で頑張る若いしへ


若いし=土佐弁で若い人という意味

何か新しい事をやりだそうとすると、概ね8割は失敗が付きまとう。ここでいう失敗とは「反省しないといけないなぁ」というレベルの事である。

老婆心で、上から目線で田舎で頑張る若者にエールを送りたく、今回書いてみたい。農業を志す人、地域おこしをする人、新たなビジネスを生み出そうとする人、田舎で(都会はまた違う)持続的な何かをやろうとする人へ。

 

失敗にはふたつある。

失敗することには、成長するうえで欠かせないものでもある。そして、むしろ褒めるべき失敗も多々ある。

ただ、準備を怠けたり、自分が置かれた状況を理解してなかったり、意欲が足りない等、そういう怠慢から生まれる失敗は認めてはいけない。

ベストを目指し、チャレンジしようとした失敗ならば、それは優れた努力として褒め称えたい。

なぜなら、そのような失敗には必ず隠れた努力があるからです。そしてそれはきっと次につながるチャンスになるのだよ、と伝えたい。

 

田舎での地域づくりも、人づくりも仕事も、本当にいい取り組みというのは、「嫌なことはしない」など放棄的なことじゃなく、「失敗の原因となったミスを立て直し、前を向いている」事なんだよいいたい。

前のめりで進み、基礎やポリシーがしっかりしていないといいプレーは決してできない。

基礎の上に、失敗を繰り返し、小さな成功体験を積みかさねていく。そうすると、感もさえてきて、知恵が増え、引き出しも増えていく。あーすればきっとこうなるであろう・・と。

そう、それが「経験」です。失敗であっても成功であっても。

「経験」だけは、人から教わることのできないものです。自分で気づき、判断、行動していく。

全力を尽くした失敗は、人生においてとてもとても貴重な経験になるんだと。

いっぱい妄想して、いっぱい失敗して、いっぱい反省して、いっぱい夢を見よう。

理想は見ないとはじまらない。

愛は勘違いからはじまるんだよ。

若者よ、大人の真似をするんじゃないぞ!君たちの世界を作れ!

 


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